2014年 04月 23日
『ビジョナリーカンパニー2』を読んで・・・ |
消費税が上がり、早3週間、皆様いかがお過ごしでしょうか。
東京支社の山崎です。
突然ですが、最近、1冊のビジネス書を読みました。
ジム・コリンズという学者が書いた『ビジョナリーカンパニー2』という本です。
本書のテーマをざっくり申し上げますと「Good to Great」、つまり・・・
世界的に偉大(great)とされる大企業が、いかにして優良(good)な企業から偉大な大企業に飛躍したか、その根本的な要因、法則は何なのか、ということの検証です。
目次はざっと下記のような内容です。
------------------------------------------------------------------------------
第1章 時代を超えた成功の法則:「良好は偉大の敵」
第2章 野心は会社のために:「第5水準のリーダーシップ」
第3章 だれをバスに乗せるか:「最初に人を選び,その後に目標を選ぶ」
第4章 最後にはかならず勝つ:「厳しい現実を直視する」
第5章 単純明快な戦略:「針鼠の概念」
第6章 人ではなく,システムを管理する:「規律の文化」
第7章 新技術にふりまわされない:「促進剤としての技術」
第8章 劇的な転換はゆっくり進む:「弾み車と悪循環」
第9章 ビジョナリーカンパニーへの道
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基本的には、婚活とは関係ないことのように思いますよね。
少々こじつけと思われるかも知れませんが、私自信がこの本の中のある部分について、
婚活やその後の結婚生活を少しでも円満に育むうえで役に立つこともあるかもしれないと感じた内容について、
ご紹介させていただければと思います。
まず、「第2章 野心は会社のために」という章があります。
これは、経営者はもちろん、すべての社員は私的な動機ではなく、
会社・組織の成長のためにこそ野心を持つべきだ、ということなのですが、
これをたとえば、「幸福の追求は家族のために」と置き換えたらいかがでしょうか。
私自身、結婚して6年目の家庭を持っていますが、時折思うことがあります。
夫婦と言えども他人だな、と。
分かり合えないこともありますし、どうでも良いことでケンカもします。
そんな時、私は、私と妻、そして子供をひとつにまとめて、
「家族」という単位で各々の立場を再度見つめ直すようにしています。
「俺が俺が」と個人の希望や考えを押し進めようとすると、
どうしても家族間にひずみが生まれるように思います。
少し古臭いかも知れませんが、家族という単位で考えてみることで、
家族がまとまり幸せの方向に歩みだせるようになるのではないか、と思います。
1つめが長くなってしまいましたので、最後にもう1つだけご紹介します。
「第5章 単純明快な戦略:針鼠の概念」も大変興味深い章でした。
この章の主役は「キツネ」と「ハリネズミ」です。
かしこいキツネは、虎視眈々と、そして様々な戦略を立ててハリネズミを捕まえようとします。
対してハリネズミは、襲われそうになると丸くなり、毛を針のようにしてキツネを撃退します。
ハリネズミはかしこくはありません。
しかし、身を守るための単純かつ絶対の方法を深く理解し、それを愚直に実行します。
たった一つのことしか知らないハリネズミですが、そのたった一つの真実で、
結果的にキツネとの争いに勝利をおさめるのです。
婚活をしている方に話をうかがうと、時折、
「いろいろな方に会ううちに、自分の条件、理想がよくわからなくなってきた」という方がいらっしゃいます。
どんな人とどんな結婚生活を送りたいと考えるとき、
そこに様々な条件や複雑なイメージが入りこんで来てはいませんか?
もし思考がそのようにマーブル模様になってしまったときは、
一度、心をリセットして、自分の希望やイメージを「シンプル」に再定義してみてはいかがでしょうか。
どうしても譲れない希望や理想はどんなことか、
場合によっては譲歩できる部分はどこか・・・
整理をすることで、何か活路が見いだされるかも知れません。
東京支社の山崎です。
突然ですが、最近、1冊のビジネス書を読みました。
ジム・コリンズという学者が書いた『ビジョナリーカンパニー2』という本です。
本書のテーマをざっくり申し上げますと「Good to Great」、つまり・・・
世界的に偉大(great)とされる大企業が、いかにして優良(good)な企業から偉大な大企業に飛躍したか、その根本的な要因、法則は何なのか、ということの検証です。
目次はざっと下記のような内容です。
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第1章 時代を超えた成功の法則:「良好は偉大の敵」
第2章 野心は会社のために:「第5水準のリーダーシップ」
第3章 だれをバスに乗せるか:「最初に人を選び,その後に目標を選ぶ」
第4章 最後にはかならず勝つ:「厳しい現実を直視する」
第5章 単純明快な戦略:「針鼠の概念」
第6章 人ではなく,システムを管理する:「規律の文化」
第7章 新技術にふりまわされない:「促進剤としての技術」
第8章 劇的な転換はゆっくり進む:「弾み車と悪循環」
第9章 ビジョナリーカンパニーへの道
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基本的には、婚活とは関係ないことのように思いますよね。
少々こじつけと思われるかも知れませんが、私自信がこの本の中のある部分について、
婚活やその後の結婚生活を少しでも円満に育むうえで役に立つこともあるかもしれないと感じた内容について、
ご紹介させていただければと思います。
まず、「第2章 野心は会社のために」という章があります。
これは、経営者はもちろん、すべての社員は私的な動機ではなく、
会社・組織の成長のためにこそ野心を持つべきだ、ということなのですが、
これをたとえば、「幸福の追求は家族のために」と置き換えたらいかがでしょうか。
私自身、結婚して6年目の家庭を持っていますが、時折思うことがあります。
夫婦と言えども他人だな、と。
分かり合えないこともありますし、どうでも良いことでケンカもします。
そんな時、私は、私と妻、そして子供をひとつにまとめて、
「家族」という単位で各々の立場を再度見つめ直すようにしています。
「俺が俺が」と個人の希望や考えを押し進めようとすると、
どうしても家族間にひずみが生まれるように思います。
少し古臭いかも知れませんが、家族という単位で考えてみることで、
家族がまとまり幸せの方向に歩みだせるようになるのではないか、と思います。
1つめが長くなってしまいましたので、最後にもう1つだけご紹介します。
「第5章 単純明快な戦略:針鼠の概念」も大変興味深い章でした。
この章の主役は「キツネ」と「ハリネズミ」です。
かしこいキツネは、虎視眈々と、そして様々な戦略を立ててハリネズミを捕まえようとします。
対してハリネズミは、襲われそうになると丸くなり、毛を針のようにしてキツネを撃退します。
ハリネズミはかしこくはありません。
しかし、身を守るための単純かつ絶対の方法を深く理解し、それを愚直に実行します。
たった一つのことしか知らないハリネズミですが、そのたった一つの真実で、
結果的にキツネとの争いに勝利をおさめるのです。
婚活をしている方に話をうかがうと、時折、
「いろいろな方に会ううちに、自分の条件、理想がよくわからなくなってきた」という方がいらっしゃいます。
どんな人とどんな結婚生活を送りたいと考えるとき、
そこに様々な条件や複雑なイメージが入りこんで来てはいませんか?
もし思考がそのようにマーブル模様になってしまったときは、
一度、心をリセットして、自分の希望やイメージを「シンプル」に再定義してみてはいかがでしょうか。
どうしても譲れない希望や理想はどんなことか、
場合によっては譲歩できる部分はどこか・・・
整理をすることで、何か活路が見いだされるかも知れません。
by seishinnet
| 2014-04-23 12:00
| 東京支社